日本の音楽業界、特にCDセールスなどに関しては既に崩壊し、音楽メディアとしてのCDのあり方は一昔前から大きく変わってしまった。

 

どこもCDはあまり売れない。

 

新譜はほぼ壊滅、売れるものは旧譜やベスト。AKBのような場合は意味合いが違うのでここでは触れない。

 

誰でも音楽を自由に配信できる現在、自分達のような音楽レーベルの意義も年々失われているが、それでもこうしてやっていけるのは強い信念のような根性論だけではなく、ビジネスのあり方やそのシステムを根本から変えて挑戦しているからだと思う。

 

例えばCDについてはもはやコレクターズアイテムや販促グッズの一つでしかない。ライブについても自腹を切るようなものはしない。たとえ自腹を切るとしても単なる広告宣伝費として。

 

CDやライブから生まれるものは今でもたくさんあることは認めるが、そういったものは大手の仕掛けには到底適わないことも知っている。

 

我々が出来ることは狭い考えをなくし、より広い視野で使えるものを使うことだ。

誰もがネットを使い配信をしているが、ただ委託したり垂れ流すだけでは意味はあまりない。

 

いかにそのツールを使い、独自の創意工夫でピンポイントで売ることを考えること。

 

自分達はここを徹底している。

 

誰もが、大手でさえも新たな音楽のビジネスモデルを模索している今、逆に言えばあらゆるチャンスがあるのだ。

 

既存のシステムが崩壊すれば必ずたくさんの新しいシステムが派生してくる。

そこからは生き残りのレースもあれば手を組むこともあるだろう。

 

ある意味、今が音楽業界の転換期であるとともに、チャンスの時期でもある。

 

アーティストの皆さんには、今までの音楽業界のイメージを払拭してもらい、自分達も新しいシステムの中で生きていかなくてはならないということを感じて欲しいと思う。